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2022年の展望シリーズ
フロンティアマネジメントのメンバーが、2022年の展望をお届けする。
コロナが明ければ、倒産は増加する
コロナ禍の長期化にも関わらず、2021年の倒産件数は前年をさらに下回り、直近20年で最低のペースで推移している。しかし、コロナ禍は小康状態になっても消費は十分に回復しておらず、コロナ対策の補助金が廃止、縮小されれば、倒産は増加するとみられる。
「二刀流」経営の本質に迫る
2021年、米大リーグの大谷翔平選手は投打にわたる「二刀流」として大活躍した。「二刀流」は、非常に難易度が高い。しかしながら、経営においても変化が早い昨今の経営環境に対応するには、複数の業界での経験・知見を持つことはとても有効だ。筆者自身も弁護士としての経験・知見が、コンサルタントや経営者としての仕事に生きている。2022年以降の経営の注目トレンドは「二刀流」であり、本稿ではその本質に迫る。
不動産 住宅販売のリスクは、金利動向次第
2020年から2021年にかけて住宅の売行きが増加して、特に戸建住宅の売行きが好調だ。しかし、世界各国でインフレが進行しており、各国の利上げ次第では日本の長期金利にも影響し、高額物件の販売にブレーキがかかる可能性もある。
中国 急激な規制から安定的な政策へ
中国は2021年、経済や文化、教育など様々な方面で、規制や制限を強化した。前年の急激な政策の影響を和らげるため、2022年の中国の経済政策は「穏」(安定)に変化していくとみられる。
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