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フロンティア・マネジメント株式会社より新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。フロンティア・マネジメント株式会社の代表取締役である大西 正一郎が、2025年年頭のご挨拶をさせていただきます。
皆様、明けましておめでとうございます。日頃より、フロンティア・マネジメント株式会社が運営するFrontier Eyes Online(FEO)の記事をご愛顧頂き、心より御礼申し上げます。また、本年もどうぞよろしくお願い致します。
昨年は、ウクライナに加えて中東での戦争等が深刻化するとともに、米国大統領選挙でのトランプ政権の誕生、日本での石破首相への交代と少数与党政権の誕生、韓国での尹政権の弾劾訴追案の可決等、国際的に政治的側面でさまざまな大きな変化があった年でした。特に、今年からスタートする米国トランプ政権下では、米中間の対立の激化、脱炭素環境政策の後退、関税強化等による日本の自動車産業の悪影響等が想定されるため、日本はそれらの対応に追われる1年になることが予想されます。
一方で、国内で消費されるエネルギーの70%以上が、天然ガスや石炭といった炭素系資源であり、その大部分を海外からの輸入に頼っています。このような状況下において、日本における脱炭素エネルギー等の拡充は二つの重要な理由から不可避といえます。
第一に、経済安全保障の観点です。米国をはじめとする海外諸国の環境政策が今後どのように変化するかに関わらず、エネルギー安全保障に関する緊迫度は確実に高まっていくことが予想されます。第二に、2030年代に向けて、カーボンニュートラル社会が本格的に到来すると見込まれています。このような時代の要請に応えるためにも、日本は脱炭素エネルギーの導入と拡大を積極的に進めていく必要があります。
当社は、今年度改めて中期経営計画の改定を行う予定ですが、当社の強みである顧客の企業価値向上に対するコミット力を生かしたさまざまなビジネスを主たる戦略として掲げていく予定です。この中でも、カーボンニュートラル社会及びデジタル社会に向けた顧客のビジネスモデル変革支援、顧客に中長期的な新たな付加価値をもたらす新規事業支援、それらを司る人財である経営人財及び(社内)起業家人財の創出支援にも取り組んでいければと思っています。
今年も、当社は、顧客の皆様とともに、飛躍的な成長を果たしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
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