「村田 朋博」の記事一覧

村上春樹さんから学ぶ経営 ㉒ デュラム・セモリナ。イタリアの平野に育った黄金色の麦。

少し前の記事⑲「ヘンケルの製品、一生ものです」で、成熟した国家となった日本は「効率」よりも「高いけれど良い」を目指すべきと書きました。そこで大事になるのは、一言で言えば「暖簾」、つまりブランドです。それでは今月の文章です。

村上春樹さんから学ぶ経営㉑ 世界中の虎が融けてバターになる

おかげさまをもちまして「村上春樹さんから学ぶ経営」のコーナーも連載20回目を超えることができました。温かい激励をいただくことが増え、厚く御礼申し上げます。今回は難しいことから離れ、――タイミングよく海外の方による面白い考察を発見したこともあり――、村上春樹さんの魅力について書きます。

村上春樹さんから学ぶ経営⑳ おじさんは石とだって話ができるじゃないか

五輪に関するネット上の匿名での投稿(すなわち本音)をみると高評価が多く、無事に終わって本当に良かったと思います。ゆくゆくは二つの五輪(オリンピックとパラリンピック)の統合と、差別をなくした上で「WeThe15」ではなく「WeThe100」(弱みが全くない人など存在しません)の実現を期待したいところです。

村上春樹さんから学ぶ経営 ⑲「ヘンケルの製品、一生ものです」

「成熟国家」となった日本が提供できる価値は、安心、安全、信用、正確、誠実などです。「高いけれど良い」ものを作る。それでも売れる「ブランド力」「暖簾の力」こそが、日本国、日本企業が依って立つべき方針と言えます。ところが日本企業は過去20年間、「安さ」を強調してきました。成熟国家が競争に打ち勝つために、提供できる価値は安さではないでしょう。それでは今月の文章です。

村上春樹さんから学ぶ経営⑱「経済にいささか問題があるんじゃないか」

オリンピックが始まります。かつて日本のお家芸だった男子マラソンでは、アフリカ勢に押され、栄光は過去のものになりました。さて、経済では日本の台頭に苦しんだ米国は、正面から争うのではなく「競争の場」を変えることで復活しました。今度は日本がそれをやる番です。それでは今月の文章です。

村上春樹さんから学ぶ経営⑰我々はいまのところそれを欠いている。決定的に欠いている。

東京オリンピックまであと一か月を切りました。世界最高の才能が競う場を賛否両論で迎えるのは悲しいことでありますが、開催する以上は、終わった時に「さすが日本だ」といわれるようことを期待しています。いずれにせよ日本が注目される夏。日本及び日本企業について複数回お届けします。それでは今月の文章です。

村上春樹さんから学ぶ経営⑯「文章はいい、論旨も明確、だがテーマがない」

前回のテーマは「変えてはならないことがある」でした。そこで今回は、本田宗一郎氏――「社の連中に技術的な話をしたことがない。話すことは、みな技術の基礎になっている思想についてである」「技術はテンポが早く、すぐ陳腐化してしまう。技術はあくまでも末端のことであり、思想こそ技術を生む母体だ」(『起業家の本質』プレジデント社)――のようなお話です。それでは今月の文章です。

村上春樹さんから学ぶ経営⑮「おいキズキ、ここはひどい世界だよ」

わずか60年間で世界有数のハイテク企業になった東京エレクトロン。元社長の東哲郎氏による「私の履歴書」(日本経済新聞)。毎朝の楽しみでした。(手法でなく)考え方に関する記述が多いことに気づき、優秀な経営者とはやはりそうなのだ、と改めて勉強させられました。同時に、学生運動に参加し、大学に戻るまでの苦悩を重く読みました。それでは今月の文章です。

村上春樹さんから経営を学ぶ⑭「世界のしくみに対して最終的な痛みを負っていない」

ネットの普及もあって最近は百家争鳴、様々な議論があふれています。民主的で自由な議論は素晴らしいことですが、その裏返しとして責任を伴わない意見が多くなります。為政者・経営者にとって「最終的な痛みを負わない」誘惑に負けず、論理的・長期的判断が重要だと感じます。それでは今月の文章です。

村上春樹さんから学ぶ経営⑬ 「あれは努力じゃなくてただの労働だ」

前回(「⑫生涯のどれくらいの時間が、奪われ消えていくのだろう」)では、時にはまとまった時間を用意し、深い思考をすることの意義について書きました。そのためには日々の業務を効率的にしなくてはいけません。それでは今月の文章です。

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