松岡 真宏 Masahiro Matsuoka

代表取締役 兼 コーポレート戦略部門長 兼 頂拓投資諮詢(上海)有限公司 董事長 兼 FCDパートナーズ株式会社代表取締役

職歴

㈱野村総合研究所、バークレイズ証券会社を経て、1997年にUBS証券会社(現、UBS証券㈱)に入社し、1999年に株式調査部長兼マネージングディレクターに就任。2003年に㈱産業再生機構に入社し、マネージングディレクターに就任。2007年にフロンティア・マネジメント㈱を設立し、代表取締役に就任。2012年にフロンティア・マネジメント㈱の中国現地法人であるFrontier Management (Shanghai) Inc.(100%子会社)の董事長に就任。
著書に『「時間消費」で勝つ!』(共著、日本経済新聞出版社)、『宅配がなくなる日』(共著、日本経済新聞出版社)、『経営コンサルタントが読み解く 流通業の「決算書」』(監修、商業界)『持たざる経営の虚実』『時間資本主義の時代』(日本経済新聞出版社)などがある。

学歴

東京大学経済学部卒業

執筆一覧

「前経営陣批判」の罠 現経営陣のネガティブ・バイアスを見分けよう

業績不振の企業経営者の多くは、前経営陣の負の遺産を(無意識的に)強調する傾向がある。歴史を紐解くと、新たな為政者は自らの正統性を主張するため、その前の時代を必要以上に貶めている。インタビューなどで経営陣と接する第三者として我々は、この精神構造を十分に割り引いて企業分析する必要がある。

国による「中小企業いじめ」の社会的リスク

菅政権のブレーンとして中小企業の淘汰・再編を指摘するデービッド・アトキンソン氏。彼の出身である英国の中小企業事情を調べてみた。英国では、日本以上に中小企業数が多く、企業数の増加も続いている。米国と中国を除けば、日本は中小企業数が極端に多いわけではない。中小企業の淘汰・再編にフォーカスする経済政策が本当にマクロ経済の復活につながるのだろうか。

フィルターバブルに気をつけよ!

現代に生きる我々は、レコメンド機能に囲まれている。レコメンド機能に沿った受動的な生を継続すると、自分が見たい情報しか見られない自己世界に迷い込む。個人が各々の閉じた自己世界に安住する社会は、共同体としての軸や価値観が希薄化する。個人間の連帯が薄れた「アノミー」状態が生まれ、自殺増やポピュリズムにつながる。

今だから「タイムマシン経営2.0」 中国から、学んでいるか?

欧米で成功したビジネスモデルを日本に持ち込む経営手法を「タイムマシン経営」と名付け、積極的に推進してきたのはソフトバンク創業者の孫正義氏といわれる。欧米との情報格差が縮まる中、今後主力となるのは次世代型「タイムマシン経営2.0」。すなわち東アジアなど非欧米からのビジネスモデル輸入である。

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「生存者バイアス」に惑わされるな

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RIZAP(ライザップ)をやってみた 社外取としての体験記

筆者は2020年6月、RIZAP(ライザップ)の社外取締役に就任した。同社のマネジメントに外部の目を生かして関わる以上、RIZAPの商品・サービスを経験しなければ始まらない。ということで、就任と同時に「ボディメイク」と呼ばれるRIZAPのサービスを開始。コロナによる自粛生活で生涯最高水準に達した筆者の体重は、現在ピーク比で▲10kgとなった。

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地銀再編の言葉が使用されて久しいが、今後の再編に対する見方は様々だ。その場合に重要なことは、地方銀行の収益性向上の視点のみならず、地銀再編によって顧客(消費者・企業)に対してどのようなメリット・デメリットがあるかの視点である。本稿では、顧客視点からみた地銀再編の姿について解説する。

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