水野 英之 Hideyuki Mizuno

シニア・アナリスト、産業調査部

職歴

1987年に日興証券株式会社(現、SMBC日興証券株式会社)に入社し、同年、日興リサーチセンターに出向。日興証券の支店や国内・海外の機関投資家向けに企業・産業分析レポートを提供する業務を担当。1999年からはINGベアリング証券会社(現、マッコーリーキャピタル証券会社)で機械・造船業界担当アナリストに従事。2006年からはメリルリンチ日本証券で機械業界アナリスト、機械・造船チームリーダーの役割を担う。2016年にフロンティア・マネジメント㈱に入社し、シニア・アナリストに就任。

専門

機械業界

学歴

神戸大学大学院工学研究科修了、日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

執筆一覧

建設機械、中国メーカーが台頭 三一重工(SANY)、時価総額でコマツ越え

コロナ禍の影響で、世界的に建設機械需要が冷え込む中、世界最大の市場である中国は、前年比プラスとなる見込みだ。しかし、日系の建機各社は中国現地メーカーに押され、シェアを落としつつある。

スマート農業、本格普及を迎えるか コロナで人手不足深刻化

農業分野で、ICT、AI、ロボットなどの先端技術を活用した「スマート農業」への注目が高まっている。農家の高齢化に加え、新型コロナウィルスの影響で外国人研修生が確保できず、人手不足が加速しているためだ。

ポストコロナ 設備投資回復は緩慢に

新型コロナショックの長期化により、自動車、航空機、エネルギー、素材、装置産業などへのダメージが拡大している。企業の多くは手元流動性の確保を優先しており、急回復したリーマン・ショック後と異なり、ポストコロナの設備投資回復は緩慢なものとなりそうだ。

新型コロナショック後(ポストコロナ)の自動化投資の先行回復に期待

新型コロナショックにより、製造業の設備投資に減速感が強まっている。これは、自動車販売の世界的な落ち込み、原油価格の急落などにより、世界経済の先行きに不透明感がでていることが大きい。第5世代通信システム(5G)に関連する投資は堅調であるが、自動車関連などの投資の落ち込みをカバーするのは難しいと思われる。一方で、今回の新型コロナショックの環境下で、自動化・省人化に対するニーズは高まっており、コロナショック収束後には、自動化投資が先行して回復することが期待できそうだ。

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「ポストコロナ」の建設機械需要 厳しい回復シナリオ

建設機械需要に減速感が強まっている。新型コロナウィルスの影響による経済活動の停滞に加えて、原油価格の下落なども、建設機械需要の先行きへの不透明感を強めている。世界の建設機械需要は、2008年のリーマン・ショック後には中国の大規模な経済対策効果もあり急回復をみせた。今回も、リーマン・ショック時と同様に、各国で経済対策を打ち出されているが、現時点では、建設機械需要を浮上させる効果は限定的と見ざるを得ないため、「ポストコロナ・ショック」に、急回復シナリオを描くのは難しそうだ。

不透明感強まる工作機械受注 コロナの影響で落ち込み拡大も

設備投資の先行指標ともいわれる工作機械受注は、既に直近ピークから半分以下の水準にまで下落した。底入れに対する期待もでていたが、2月以降は、新型コロナウィルスの感染者増加が生産・消費活動にネガティブな影響を及ぼし、企業の設備投資マインドを冷え込ませる公算が強まっている。これに伴い、工作機械受注のさらなる下振れリスクもあり、当面は2月及び3月の受注動向が注視されそうだ。

建設業界の生産性改善を担うICTと5G

1992年度をピークに一時、半分ほどまで落ち込んでいた日本の建設投資額が近年、回復のきざしを見せている。一方で、建設業界では人手不足と高齢化が問題になっており、建設現場ではICT(情報通信技術)や5Gを生かした生産性向上の取り組みに期待が高まっている。

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